皆さん、足元を見てください。
いや、今履いてる靴じゃありません。その下、フローリングです。何気なく踏んでいるその床が、もしも奈良県産の「吉野桧(よしのひのき)」だったらどうでしょう?
毎日「これはただの床じゃない、歴史そのものだ」とつぶやきながら歩きたくなるかもしれません。
今回ご紹介するのは、なんと無節(むぶし)の吉野桧。これ、木材界でいうところの「ロールス・ロイス」みたいなものです。節がない=木目が美しく均一で、まるで自然が描いたアートのよう。その希少性と美しさは、床材としてはもちろん、お部屋全体を一段上の空間にしてくれる力があります。
吉野桧の歴史: 足元に眠る千年の物語
吉野桧の歴史は古く、奈良時代にはすでに宮廷や寺院の建築材として使用されていました。法隆寺や薬師寺といった世界遺産にも使われているほど。どうやってそんなに美しい木が育つのかというと、秘密は「吉野林業」の伝統技術にあります。
吉野では「密植(みっしょく)」といって、木をあえて密集して植えます。
これで木は競争心を燃やし、高くまっすぐ成長。さらに定期的に間伐を行い、栄養を厳選された木に集中させます。これぞ、職人の技と自然のコラボレーション。
そして、今回ご紹介する無節の桧は、その中でも特に選ばれた一級品。これ、なかなか手に入らないんです。「吉野桧無節」という名前だけで、木材業界ではざわつくレベルです、ちょと大袈裟。
桧の香り: リラクゼーションと健康効果
吉野桧の床に立つと、ふわっと漂う爽やかな香り。
これは桧特有の「ヒノキチオール」という成分が放つもので、抗菌作用やリラクゼーション効果があると言われています。歩くだけでリラックス、深呼吸でさらにリフレッシュ。一石二鳥どころか三鳥くらいの価値があります。
もし家族に「なんでこんな高いフローリングにしたの?」と聞かれたら、「歴史を踏みしめるためだよ」と答えてください。
たぶん少し黙ると思います。それでも納得してもらえない場合、「ほら、香りを嗅いでみて。安らぎの香りだから」と付け加えると効果的です。
吉野桧の無垢フローリングならエコロキア
吉野桧無節のフローリングは、見た目の美しさだけでなく、その香りや触り心地、そして長い歴史を感じられる贅沢な素材です。
毎日の暮らしをちょっとだけ格上げしたい方、ぜひ一度この「木の芸術」を体感してみてください。エコロキアでは無料のカットサンプルもご用意しております。
足元に歴史と美を。これこそ、ちょっとした贅沢です。
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